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Column
2023.12.8
SEO
「オウンドメディアは知名度を上げるのに効果的なの?」
「オウンドメディアの構築や運営にかかる費用はどのくらいなのか知りたい」
「オウンドメディアの良いところだけでなく、注意点も気になる」
このようなお悩みを抱えていませんか?
そこで、本記事ではオウンドメディアの構築・運営に必要な費用や、効果を高めるポイント、外注先を選ぶポイントを解説します。
目次
オウンドメディアを構築するための費用相場は、トータルで30万円~80万円程度です。構築費用の内訳は以下3項目に分かれます。
それぞれの内容を具体的に見ていきましょう。
戦略設計費とは、オウンドメディアのコンセプト・ブランディング設計にかかる費用のことで、相場は10万円〜30万円程度です。
オウンドメディアを通じ、誰にどのような行動をしてもらうのかを意識し、提供する情報内容を考え、情報に統一感のあるコンテンツ制作に取り組む必要があります。
オウンドメディアをより活用したい際には、運用するうえで達成したい目標や目的を定めることも重要です。
オウンドメディア運営の技術や経験、知識がない場合、新しくオウンドメディアをスタートしても、スムーズに戦略設計できず、成果が出にくい可能性があります。そのような場合は、費用はかかりますが、外注したほうが効果が出やすいと考えられます。
企画・ディレクション費は、オウンドメディアを立ち上げる際のデザインの企画や編集業務にかかる費用のことで、相場は5万円~15万円程度です。
初心者でも扱えるCMS(コンテンツ管理システム)を利用したシンプルなオウンドメディアは、一般的には比較的リーズナブルな値段で構築が可能です。
一方、ページ数が多くなることが予想されるオリジナルデザインの場合は、費用が高額になるケースが多いでしょう。
場合によっては、企画・ディレクション費用に、初期費用として、CMSの設定費用やアカウント登録費用が含まれることがあるため、あらかじめ確認しておく必要があります。
デザイン費はオウンドメディアの総合的なサイトのデザイン業務、コーディング費はプログラミング言語を使って、コンピュータに命令を与えるためのデータを作成する業務にかかる費用のことです。
デザイン・コーディング費の相場は、あわせて15万円~35万円程度で、業務内容は、オウンドメディアのトップページやその他コンテンツ、問い合わせフォームをページとして作ることです。予算に制限がある場合は、用意されたテンプレートやCMSを利用することで費用を安く抑えられるでしょう。
大規模またはオリジナルデザインのオウンドメディアのデザインやコーディングには、時間や手間がかかるため、その分、費用が高くなるケースがあります。
CMSを利用しオリジナルデザインでオウンドメディアを作る場合でも、ユーザーのニーズを満たすために、プラグインの導入やオプションの追加など、継続的に機能を充実させる必要が生じます。
オウンドメディアは構築だけでなく、実際の運営にも費用が生じます。運営費用の内訳は以下3項目に分かれます。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
サイト運営費とは、オウンドメディア公開後に継続的に行う必要がある運用・保守にかかる費用のことで、相場は月額1万5,000円~5万円前後です。
企画・ディレクション費やデザイン・コーディング費をサイト運用費とあわせて、月額制で徴収するWeb制作会社もあります。
サイト運用の具体的な業務は、主に以下のとおりです。
サイト運営費の他に、ドメイン取得時の登録料、1年ごとにかかるドメインの更新料が必要になるケースもあるため注意が必要です。
ドメイン代の相場は年間100円〜数千円程度ですが、競争率の高いドメインだと年間10万円程度かかります。ある程度の金額がかかることを踏まえて、メディア運用に取り組みましょう。
分析・改善費とは、定量的に図れるSEO対策の実施やCVR改善などの作業にかかる費用のことで、相場は月額10〜30万円程度です。
オウンドメディアのアクセス状況やクリック数、流入経路やコンテンツの分析でユーザーのニーズを予想し、不足している箇所を改善することでオウンドメディアの目標達成が期待できます。
分析の成果物例として、SEOレポートや記事の評価レポート、サイト導線の改善策などがあります。
コンテンツ制作費とは、一般的なWeb記事やインタビュー記事、数字とイラストを組み合わせて作る図解コンテンツや動画コンテンツを作る業務にかかる費用です。
コンテンツ制作費の相場は、コンテンツの種類によって金額が異なります。主な金額相場は以下のとおりです。
記事と同じ文章コンテンツでも、メールマガジンやホワイトペーパーの作成費用は、最大1本20万円にまで上るケースもあります。
また、予算に限りがある場合は、クラウドワークスやランサーズ、SNSでライターや動画制作者を募集・採用することで、費用の削減が可能です。
ただし、個人によってコンテンツの質が違うため、質の高いコンテンツを継続的に制作したい場合は、コンテンツ制作の専門会社に依頼するほうがおすすめです。
定期的な更新は必要なものの、作成したコンテンツは企業にとって半永久的に残る資産であるため、ある程度質の高いコンテンツを作ることで、費用対効果の向上が期待できます。
オウンドメディアの構築や運営に費用をかけても、ポイントを押さえていなければ、費用対効果のある施策を行えません。費用対効果を高めるポイントは、以下3つです。
それぞれを具体的に解説します。
オウンドメディアを立ち上げたばかりの時期はコンテンツ数が少ないため、ある程度の量が必要です。
ただし、内容が十分でなくコンテンツの品質が低いものはユーザーから評価されにくいため、コンテンツ品質にこだわらなければいけません。
また、記事の文章が整っていなかったり、動画で誤った情報を話していたりすると、修正する手間が生じてしまいます。そのため、外注する場合は、コンテンツの品質が高い会社を見極める必要があります。
過去の実績を確認し、担当者との打ち合わせなどを積み重ねて、信頼できるかどうかを判断しましょう。
自社でコンテンツ制作に取り組んでいる場合は、社員が自社の商品やサービスの理解を深めることで、商品やサービスの特徴・メリットを考慮し制作が可能です。
外注する場合は、扱っている商品やサービスの認識を合わせるために、委託する会社に情報を共有する必要があります。
社員や外注先が商品やサービスに対して理解度が異なると、コンテンツやその他の施策でも齟齬が生じ、オウンドメディアの効果が見えづらくなってしまうため、気をつけましょう。
オウンドメディアの運用を外注する場合、丸投げしないことが大切です。
外注先に丸投げして進捗を確認するだけになってしまうと、コンテンツの内容が薄くなり、ユーザーのニーズを満たせないオウンドメディアになる可能性があります。
オウンドメディアの社内担当者を決めたり、過去のコンテンツのブラッシュアップを行ったり、能動的にメディア運用に参加しましょう。
オウンドメディアの費用対効果を高めるポイントだけでなく、外注する場合のポイントも押さえておくことで、よりスムーズにオウンドメディアを運営できます。具体的なポイントは以下3つです。
それぞれ詳しく押さえていきましょう。
オウンドメディアの運用を外注する場合、依頼する工程数や内容によって費用が変わるため、あらかじめ外注する工程を決めておかなければいけません。
自社にオウンドメディアの知見や経験がある社員がいると、Webサイトのサーバー保守代やCMSの更新料など最低限の支払いで済みますが、ゼロベースでコンテンツ制作を外注すると、月額に一定の費用がかかります。
たとえば、記事制作の場合は以下の5工程に分かれ、工程ごとに費用が生じます。
記事制作を丸ごと外注するのではなく、社内で対応できる範囲・できない範囲に分けて制作を依頼すると費用削減につながるでしょう。
オウンドメディアの運営に伴い、社内にコンテンツ制作の知見が蓄えられれば、将来的には自社でコンテンツ制作チームを作ることも考えられます。
SEO対策に強い会社に外注すると、オウンドメディアが検索エンジンの検索結果で上位表示されることが期待できます。
SNSからの流入ではなく、検索エンジンからの流入をメインにしたい場合は、特にSEO対策に強い会社に依頼するのがおすすめです。
SEO対策に強い会社を見分けるために、SEOを意識したコンテンツでの実績や既存のオウンドメディアの改善点、同じ業界でのオウンドメディアの実績などを事前にヒアリングしておく必要があります。
ヒアリングの結果から、自社の課題を適切に解決してくれそうか、事例や提案の質が高いかを判断しましょう。
オウンドメディアの構築・運営の外注先を費用の安さだけで決めてしまうと、希望していた品質のオウンドメディアが構築されてなかったり、実は追加でオプション費用が請求されたりなどのリスクが生じます。
たとえば、費用が安い会社に依頼した場合、サポート内容が充実しておらず、最低限でしかオウンドメディアを活用できない可能性があります。
費用だけで判断するのではなく、オウンドメディアの最新情報を把握しているか、分析や改善の頻度は適切かなど、充分なサポート内容があるかを確認する必要があるでしょう。
オウンドメディアの費用を抑えるためのポイントは、以下3項目です。
それぞれ具体的に解説します。
オウンドメディアの記事を計画的に制作することで、目標とする集客数に近づけられます。
オウンドメディアの集客に必要な記事数の目安は100記事以上ですが、以下の特徴を持つ高品質な記事の掲載が必要です。
単に記事を制作するのではなく、CVやPVにつながるキーワード選定やオウンドメディアのコンセプトに沿った企画立案を行い、 計画的に記事を制作・管理することが大切です。
過去の記事や動画などのコンテンツを他の施策に活用することで、コンテンツの制作費を抑えられます。
たとえば、オウンドメディアに掲載している記事の一部をメ―ルマガジンで紹介すると、Web記事へ誘導が可能です。
同じ価値観のコンテンツを繰り返し継続的に伝えることで、市場やユーザーに自社のコンセプトが伝わり、ブランディングにつながることもあります。
オウンドメディアの構築や運用を外注するのではなく、社内で立ち上げた編集部がコンテンツの制作や編集、公開を行うと、外注費の削減が期待できます。その金額よりも、自社の人件費を抑えられればトータルで費用の削減が可能です。
社内で編集部を立ち上げた際に必要とされる役割として、以下6つが挙げられます。
予算をかけられない場合は、社内で編集部を立ち上げるのも経費削減の手段の一つでしょう。
オウンドメディア構築・運営はポイントを押さえれば上手く集客につながりますが、注意点があります。
具体的な注意点は以下2つです。
それぞれ押さえていきましょう。
戦略を決めてオウンドメディアの構築・運営をすると、集客やCVなどの効果が得られます。
具体的な戦略としては、コンテンツ制作費の方向性を検討したり、どの層に向けて発信するのかターゲットとなるユーザーを決めたりすることが挙げられます。
戦略なしでオウンドメディアを運用すると、どんな内容を誰に向けて発信しているのか明確でなくなる可能性があるため、気をつけましょう。
自社内でオウンドメディアを構築・運用する場合、外注費はかかりませんが、社員の人的コストが生じます。
オウンドメディアの担当者を何人にするか、オウンドメディア担当社員の育成有無などによって、経費の金額は変動します。
オウンドメディアとは別の業務で人材が不足し採用した場合にかかる費用も考慮し、トータルでかかる人的コストを算出する必要があるでしょう。
算出した費用と外注する工程内容を比較し、どの工程を外注し、自社で担うのか適切に検討することが重要です。
今回の記事では、オウンドメディアの構築・運営に必要な費用や、効果を高めるポイントをお伝えしました。
オウンドメディアの構築・運営にどのくらいの金額がかかるか、オウンドメディアの効果を高めるためには何をすればいいか、イメージしやすくなったのではないでしょうか。
最後に紹介した、外注先を選ぶポイントや費用を抑えるためのポイントをきちんと押さえることで、理想のオウンドメディア運営に近づけられるでしょう。
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