2025.8.20
自分でできるSEO対策とは?初心者でも取り組める施策12選
2025.8.20
SEO
「Webサイトを立ち上げたものの、アクセス数が伸びない」
「SEOという言葉は知っているが、何をすれば良いか分からない」
と悩んでいませんか?
SEO対策は、Googleなどの検索エンジンでWebサイトを上位表示させるために欠かせない施策です。検索順位が上がり、アクセス数を増やすためには、具体的な対策の内容を知る必要があります。
本記事では、初心者でも実践しやすいSEO対策を、紹介します。初めてSEO対策に取り組む方でも実践できるものばかりですので、本記事を参考にして検索エンジンでの上位表示を目指しましょう。
目次
SEO対策を行って成果を出すには、準備が大切です。初心者がまず取り組むべき、2つの事前準備をご紹介します。
SEO対策の第一歩として、ユーザーのニーズに沿ったキーワード選定が欠かせません。
キーワードとは、ユーザーが検索エンジンで検索する際に入力する語句のことです。例えば「ダイエット やり方」「東京 観光 おすすめ」などが、キーワードに該当します。
質の高いコンテンツでも、ユーザーのニーズとマッチしていなければアクセスは集まりません。効果的なSEO対策を行うには、まずターゲットとするユーザー像を明確にすることが大切です。その上で、ユーザーが「知りたいこと」「困っていること」を考え、検索されやすいキーワードを選びましょう。
SEO対策のもうひとつの準備として、キーワードを検索し、上位表示されている記事を分析することも大切です。
上位表示されている記事は、そのキーワードに対して検索エンジンから高く評価されています。以下のポイントを中心に、上位1〜10位の記事をチェックしましょう。
上記のポイントをチェックすると、どのような記事が検索エンジンに評価されているかが見えてきます。例えば、複数の記事で見出しに含まれている内容は、ユーザーの検索意図にマッチしていると考えられます。
上位表示されている記事を参考に、独自の視点を加えたコンテンツを作ることが、効果的なSEO対策には欠かせません。
事前準備ができたら、実際にコンテンツを作成しましょう。
ここからは、初心者がコンテンツ作成で取り組むべき7つのSEO対策をご紹介します。
記事のタイトルには、狙いたいキーワードを含めることが重要です。
ユーザーは検索結果に表示されたタイトルを見て、「欲しい情報があるかどうか」を判断します。検索エンジンもタイトルをコンテンツの要素として重視しているため、タイトルにキーワードが含まれているかどうかは検索順位を左右する要因の一つです。
キーワードをタイトルに含める際は、自然に文章に組み込むことと、できるだけタイトルの最初の方に入れることを意識しましょう。
例えば「ダイエット やり方」がキーワードなら、「ダイエットの正しいやり方とは?基礎から分かりやすく解説」といった形にすると効果的です。
SEOを意識したコンテンツ作成では、興味を惹くメタディスクリプションを設定することも欠かせません。
メタディスクリプションは、記事内容の概要をまとめたテキストのことです。検索結果でタイトル直下に表示され、一般的に120〜160文字程度が推奨されます。
直接的には検索順位に影響しませんが、クリック率を左右する要素です。興味を引く内容を設定することで、検索結果からのアクセスを増やせます。
コンテンツ作成をする際は、見出しにキーワードを含めることも重要です。
見出しには、h1・h2・h3といった階層があり、数字が大きくなるほど階層が下がります。これらの見出しにキーワードを自然に盛り込むことで、検索順位アップが期待できます。
h1は1記事につき1つで、記事タイトルと同じ内容にするのが一般的です。h2は大見出し、h3はその下位に当たる小見出しになります。
h2の下にh3、h3の下にh4、といったように、見出しの順序や構成を正しく守ることで、検索エンジンにも構成が伝わり、評価を得やすくなります。
SEOに強いコンテンツを作成する際は、「誰でも理解できる分かりやすさ」を意識しましょう。
ユーザーのニーズを網羅した内容であっても、読み手が理解できなければ、途中で離脱されてしまいます。文章を書く際は、専門知識のない人でもスムーズに読めるように心掛けましょう。専門用語には、簡単な説明を添えることが大切です。一般的に、中学生でも理解できる内容が推奨されています。
ただし、同じキーワードを扱う場合でも、ターゲットによって適切な言葉遣いや内容の深さが異なります。誰に向けて書くのかを明確にし、それに応じた表現を使いましょう。
違和感のない形で本文にキーワードを散りばめることも、重要なSEO対策の一つです。
検索エンジンは、本文にキーワードが適切に使われているかを見て、「キーワードとの関連性が高いコンテンツかどうか」を評価します。ただし、キーワードを過剰に使いすぎると、検索エンジンからの評価がマイナスになる可能性が高いので、注意が必要です。
読み手がストレスなく読める文章を意識した上で、違和感が出ないようにキーワードを取り入れましょう。
SEO対策では、HTMLタグを正しく使うことも重要です。
HTMLタグはWebページの構成や意味を示すための記号を指します。以下のようなタグを使うことで、コンテンツの構造や内容を検索エンジンに正しく伝えることが可能です。
タグの種類 | 意味 | 開始タグ | 終了タグ |
hタグ | 見出しを示す | <h2> | </h2> |
strongタグ | 太文字にする | <strong> | </strong> |
liタグ | 箇条書きを示す | <li> | </li> |
各タグは、開始タグと終了タグでコンテンツを囲むことで、役割を持たせることができます。例えば「ダイエット効果を高める方法」を大見出しに設定する際は「<h2>ダイエット効果を高める方法</h2>」と記述します。
URLにキーワードを含めることも、コンテンツ作成で重要なSEO対策の一つです。
キーワードを含めたURLにすると、「どのような内容のWebページなのか」を、検索エンジンが判断しやすくなります。検索順位への影響はそれほど大きくないともいわれていますが、ユーザーも一目で内容を判断しやすくなるため、クリック率を高める効果も期待できます。
日本語のURLは文字化けしたり長くなったりするので、基本的には英単語で統一しましょう。単語の区切りには、ハイフン(-)を使用するのが一般的です。
コンテンツを公開した後も、SEO対策は続きます。検索順位を維持・向上させるには、適切な運用と定期的な改善が必要不可欠です。
ここからは、初心者でもできる運用フェーズでのSEO対策を3つのポイントに絞って解説します。
一度公開したコンテンツは、そのまま放置せず、継続的にリライトしましょう。
情報の移り変わりが激しい現代では、どれだけ質の高いコンテンツでも、内容が古くなると検索エンジンの評価が下がる傾向があります。そのため、公開当初は上位表示されていた記事でも、更新されないままでは、順位が落ちてしまう可能性が高いです。
上位表示を狙うために定期的にコンテンツを見直し、必要に応じて情報を更新しましょう。構成や見出しの見直し、内部リンクの追加なども検討すると効果的です。
SEOを強化するには、関連記事を内部リンクでつなぐことも重要です。
内部リンクとは、同一Webサイト内の別ページへのリンクのことです。関連する記事同士を内部リンクでつなぐと、回遊率(ユーザーがWebサイト内で複数ページを閲覧する割合)が向上します。Webサイトへの滞在時間が長くなるので、サイト全体の評価が高まる効果が期待できます。
新規で記事を作成したときは、関連性の高い既存記事がないかチェックし、内部リンクを設定しましょう。その際は単にURLを貼り付けるのではなく、「〇〇の詳細はこちら」など、リンク先の内容がひと目で分かるアンカーテキスト(リンクに表示されるテキスト)を設定することが重要です。
スマートフォンからの閲覧が主流となった今、スマートフォンから見やすいデザインに仕上げることもSEO対策には必須です。
Googleをはじめとした検索エンジンでは、スマートフォンに最適化されたWebサイトを評価する傾向があります。そのため、スマートフォンでの見やすさや使いやすさは、検索順位に影響しやすいです。
デザインは、画面サイズに応じて自動でレイアウトが変わる「レスポンシブデザイン」の採用が基本です。読みやすいフォントサイズや行間、操作しやすいボタン・メニューの配置にも配慮し、スマートフォンでの見やすさを重視したデザインにしましょう。
Webサイトのアクセス数を増やすには、検索エンジンでの上位表示を目指すSEO対策が欠かせません。SEOにはさまざまな手法がありますが、まずは今回ご紹介したような初心者でもすぐに実践できる対策から始めるのがおすすめです。
SEO対策はすぐに結果が出るものではありませんが、少しずつ取り組み、改善を続けていくことで、成果につながります。本記事を参考にして、まずはできるところからSEO対策を始めましょう。
もし「専門家に相談したい」と感じたら、株式会社なかみにご相談ください。