2024.11.17
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Column
2024.3.7
SEO
SEO対策を専門にする業者がたくさんあり、自社のWeb運営の方針に合う業者がどこかわからず、迷っていませんか。
企業サイトを比較してもSEOの知識がないと分からない専門用語が並び、SEO業者選びを難しく感じてしまいますよね。
本記事では、SEO対策に悩んでいる方に向けて、おすすめのSEO対策会社や見積もりの相場を分かりやすく解説します。
SEO対策を依頼する前に、「自社で対応可能なSEO対策」と「業者に依頼するSEO対策」を明確にすることが重要です。見積もりの相場が分かり、予算や方針を見極める材料になります。
依頼範囲が定まらないままの依頼は、“高価な見積もりで損をする”、“満足するSEO対策がなされない”といった結果になりかねません。SEO対策を依頼する範囲は、SEO対策会社を決定する前に考えておきましょう。
SEO対策は、主に以下の3つの範囲に分けられます。
以下より1つずつ解説します。
SEO外部対策とは、自社サイトの外部からのSEO評価を高めるための施策です。
具体的には、外部サイトから自社サイトへのリンクの獲得、SNSで誰かに自社に関することに言及されるサイテーションを増やす、自社のSNSアカウントを作成し活用することが挙げられます。
ページ間のリンクをGoogleは重要視しています。以下がその旨を明記した文です。
「特許を取得した PageRank のアルゴリズムでは、ページ間のリンクを「投票」と解釈し、どのサイトが他のページから最も良い情報源として投票されているかを分析します。」 (“Google が掲げる 10 の事実”)
SEO評価を高めて検索エンジンの上位表示につなげるためにも、質の高い外部対策を実施する必要があります。
SEO内部対策とは、検索エンジンに自社サイトを正しく認識してもらうための施策です。
主に「検索エンジン」と「ユーザー」に向けた対策に分けられます。
「検索エンジン」への対策は、クローラの巡回をうながしてGoogleのデータベースへの登録(インデックス)を早めるための施策を実施します。具体的には以下のような施策です。
検索エンジンに正しく内容を伝えるタイトルや見出しタグの設定も、検索エンジンに向けた対策の一つです。
「ユーザー」へ向けた対策は、ユーザーがストレスなく、かつ安心してサイトを見れるために行います。具体的な対策には以下のようなものがあります。
質の良いコンテンツでも、検索エンジンに正しく情報が伝わらない、ユーザーにとって使いにくいサイトではSEO評価が上がらず、上位表示は困難です。
SEO内部対策はサイト運営の土台作りと言っても過言ではありません。
コンテンツSEO対策は、ユーザーのニーズに合う質の良いコンテンツを発信し続けて、検索エンジンからの集客をねらう施策です。
まず、上位表示の戦略づくりのために競合メディアの分析を行います。その後、上位表示が見込めるキーワードを選定し、SEOライティング・記事のリライトを実施していきます。
いくらサイトが使いやすく、検索エンジンに分かりやすい施策がなされていても、質の良いコンテンツがないと継続的な集客は見込めません。
ユーザーのニーズを把握したコンテンツを継続して作ることは容易ではなく、時間や手間がかかります。コンテンツのつくり方を自社の社員に教授しながら、対策のしくみづくりをしてくれるSEO業者を選びましょう。
SEO対策の依頼で必要な費用は、「初期費用」と「SEO対策費用」の2つです。
ほとんどのSEO業者は事前調査のために初期費用を設定しています。初期費用の相場は5〜20万ほどで、業者によって大きく差が出るポイントの一つです。
ここからは、「SEO対策費用」の見積もり相場をお伝えします。
見積もり相場:10〜50万/月
Webマーケティング全般の知識を持つコンサルタントが調査や分析、対策の提案、コンテンツ作成支援、ライティング指示や指導を行います。
しかし、総合コンサルティングと謳っていても作業内容が不明確な会社もあるので注意しましょう。
いつでもプロに相談できるメリットはありますが、作業範囲が広く、情報共有が難しくなるデメリットもあります。
見積もり相場:100〜200万円以上
新しくサイトを設計するための調査や分析、企画とそれに基づいたHP制作を行います。
「外部SEO対策」「内部SEO対策」「コンテンツSEO対策」込みのプランが多い傾向です。
「コンテンツSEO対策」に含まれる記事制作の本数によって料金が変わるため、見積もりの段階で確認をしておきましょう。
見積もり相場:1〜15万円/月
「月額固定費用型」と「成功報酬型」の2つの支払い方法に分けられます。
成功報酬型は、対策キーワードが上位表示されるまで費用を支払う必要がありません。
「成功報酬型」は、主に以下の方法で算出されます。
10位以内(検索結果ページの1枚目)に表示された日数×日額成果額=支払い額
見積もり相場:10万円〜100万円
自社サイトの規模や、内部SEO対策の修正が必要と思われるページの量で料金が変わります。
見積もりの算出方法を業者に聞いて、費用と内容が見合っているか確認しましょう。
見積もり相場:5万円〜30万円/月
記事の納品方法によって支払い方法が変わります。
納品方法は主に以下の2つに分けられます。
また、外注で記事制作をしているSEO業者も存在します。
適切なSEO対策がなされた記事を制作してもらうために、業者が記事制作にどこまで携わっているかの確認は欠かせません。
SEO対策会社と面談する際に注目したいポイントは4つです。
以下より1つずつ解説します。
予算感や依頼内容に相違がないか、見積もりを確認しましょう。
まずは、見積もり記載のSEO対策内容を具体的に説明してもらい、どこまで対応してもらえるのか詳細を把握してください。
さらに、内容に見合った金額かどうか、自社が希望する予算にあっているかどうかを検討しましょう。
依頼後にお互いの認識にズレがあったことに気づいては、期待するSEO対策を実施できません。
お互いの認識のズレを防ぐために、はじめに依頼内容を確認しておくことは重要です。
自社が今後どのようにSEOと付き合っていくかを決めた上で、その自社の方針とあう業者を選びましょう。
たとえば、将来的には自社でSEO対策を担っていきたいと考えているにもかかわらず、連絡頻度が低く、何がなされているか分からないままでは、自社にSEOの知見は蓄積されません。費用だけ支払い続けるといった状況になってしまいます。
自社でSEO対策をすべて担う予定がなくても、SEOの知識を持っている社員がいるに越したことはありません。自社にSEOの知見が蓄積されるためには、SEO対策に自社がどこまで関われるのかを確認しておく必要があります。具体的には、以下のポイントを確認してください。
依頼を検討している業者に、過去の成功事例をいくつか見せてもらいましょう。
今までにどのような業界・業種での実績があり、どのような成果を出してきたかは、自社サイトのSEO対策に大きく影響するため重要です。
特に、自社と同じ業界・業種でSEO対策を実施した実績が分かると安心です。業界・業種の特徴に対する理解が深く、過去の実績で培ったノウハウを活かした提案をしてもらえます。
また、YMYL領域と呼ばれる高い知識と理解が必要な分野での実績や、ドメインが弱いサイトで上位表示した実績は、実力のある業者だと判断する一つの基準となります。
具体的な施策案といつ頃までにどのような結果が期待できるかのスケジュール感、成果の確認方法をあらかじめ聞いておきましょう。
契約の更新を決める際の目安になります。
SEO対策を講じてから効果がでるまでの期間は、新規のサイト立ち上げで1年ほど、既存サイトで3〜6か月ほどが一般的です。
無理のないスケジュールの提案になっているか、結果が期待できるまでの期間が長すぎないかを確認しましょう。
ここからは、3つの視点からおすすめのSEO対策会社を紹介します。
費用の相場や業者の選び方が分かっても、SEO対策会社の数が多くて選べない方は参考にしてください。
大手の実績豊富な企業は以下の2つです。
SEOや運用型広告、SNS運用など、総合的なWebプロモーションが可能なデジタルマーケティング会社です。
20年以上に渡って、5,500社以上を支援してきた実績豊富な企業で、SEO分析ツール「Ahrefs(エイチレフス)」のオフィシャルパートナーでもあります。
Webマーケティング全般と連携したSEO対策が可能なIT企業です。「アメーバブログ」や「abemaTV」など、認知度の高いコンテンツを発信しています。
SEOの研究機関「サイバーエージェントSEOラボ研究室」が社内に設けられ、独自のSEOのノウハウをもっているのが特徴です。
低予算でも対応できるおすすめの企業は以下の企業です。
ホームページ制作とSEO対策、リスティング広告運用が可能な企業です。主に、中小企業や個人事業主を支援しています。
内部対策とコンテンツSEOを専門としたチームがあり、上位表示の実績は1,000以上。実績がありながら、低価格なサービスが魅力です。
SEOに強い企業は以下の3つです。
https://www.fabercompany.co.jp/
Faber Companyは、1,700社が導入しているコンテンツマーケ・オウンドメディア・SEO対策ツール「ミエルカ」を自社開発したことで有名な会社です。
SEO施策、コンテンツマーケティング、コンサルティングを中心とする支援ができます。
アメリカで開催される「ClickZ Live」、「SMX、Pubcon」の検索エンジンマーケティングに参加し、最先端の情報を取り入れるなどSEOに力を入れている企業です。
ウィルゲートは、SEOコンサルティングとコンテンツマーケティング事業に強い会社です。SEO・コンサルティングとしての支援実績は6,600社以上を誇ります。
自社開発のSEO課題を自動抽出する上位表示支援ツール「TACT SEO」の提供や、SEOセミナーなどを実施しており、後にSEO対策の内製化を検討している企業におすすめです。
株式会社なかみは、代表自身もWebライターを務めている、現場仕込みのSEOの知識が豊富な会社です。数々のバズ記事を生み出してきた実績はもちろん、口コミの評価がよく、継続的な依頼が多いことが特徴。
記事が読まれるには、検索者がどのような悩みを持ち、どんな情報を求めているのかを知ることが重要です。記事ごとの競合調査に力を入れ、検索者に徹底的に寄り添った親切な記事を得意としています。
相談のみも可能で、企画書を無料で進呈しています。明確なSEO対策の方向性が定まっていない、SEO対策がまだよく分からない方にもおすすめです。
SEO対策を業者に依頼するならば、まずどこまでの施策を依頼するのか、事前に決めておきましょう。
何を依頼するかによって費用は大きく異なります。依頼する内容が曖昧なままで業者に依頼すると、思ったより高額な費用になってしまった、満足のいくSEO対策ができなかったといった事態を招きかねません。
また、業者を選定する際には事例や実績を確認し、自社の方針と合うかどうかを確認しましょう。
SEO対策に挑戦したいけれども、何から始めていいかわからないとお悩みの方は、ぜひ弊社「株式会社なかみ」へお問い合わせください。
数々のメディアで企画から携わり、SEOの経験が豊富なのが特徴です。具体的なSEO対策の方向性が決まっていなくても、相談しながら決められます。
まずは、気軽にお問い合わせフォームからのご相談をお待ちしております。